超高感度インフルエンザ診断
通常のイムノクロマト法の約100倍の高感度で、
インフルエンザウイルスの検査を行っております。
IMMUNO AG1
医療の現場では、インフルエンザの重症化や二次感染を防ぐために、発症初期での迅速で正確な診断が求められてきました。
通常、外来診療の場で広く使用されている「イムノクロマト法による診断薬」は、 鼻や喉から採取した検体と試薬の抗原抗体反応によって試薬上に現れる判定ラインを目視で確認し、陽性/陰性を判定します。
短時間で判定結果が得られる一方で、発熱などの症状が現れてから半日前後を経過し、ウイルスが一定量に増えないと陽性判定が困難であることや、目視による判定が求められるため判定誤差が生じやすいという問題点がありました。
「超高感度イムノクロマト法インフルエンザ診断システムIMMUNO AG1」は、写真の現像プロセスで用いる銀塩増幅技術の応用により試薬中の金コロイド標識の周りで銀を増幅させ、標識のサイズを拡大し、検体と試薬の抗原抗体反応によりできる試薬上の判定ラインをよりはっきりと示すことができます。通常のイムノクロマト法の診断薬と比較して約100倍の高感度でインフルエンザウイルスを検出することが可能となり、発症初期などのウイルスが少ない状態における診断精度を大幅に向上させました。
標識に用いる金コロイド粒子を写真現像の銀増幅原理を応用する事により
約100倍に増幅し、検出感度を向上しました。