当クリニックの内視鏡検査の特長
最新の内視鏡設備を整え、安全で質の高い内視鏡検査と診断治療を心掛けております。
当クリニックではオリンパス社製の最新の内視鏡システム(EVIS LUCERA ELITE)を導入しており、最高の画質で最先端レベルの内視鏡検査を受けていただけます。
ハイビジョン・光学ズーム拡大観察(約80~85倍)と病変部が異なる色調で強調される狭帯域光観察(Narrow Band Imaging=NBI)により詳細な観察を行い、微小な癌病変の早期診断に努めております。
当クリニックの内視鏡システムでは胃内視鏡・大腸内視鏡ともに、高画質、高品位なハイビジョンシステムと、約80~85倍の光学ズームによる拡大観察を併用することにより、クリアで高精細な拡大観察が可能です。
また、特殊光により病変が異なる色調で表示されるNBIシステム(狭帯域光観察)により、微細な血管や粘膜の表層構造のきわめて微小な病変を診断することが可能となり、最も適切な治療法を選択することができます。
NBI(狭帯域光観察)とは、2つの短い波長の特殊光(狭帯域光)を使うことにより、粘膜の微細な表面構造や毛細血管をくっきりと写し出すという技術です。
がんやポリープ等の腫瘍は、周囲の粘膜とは表面の構造、毛細血管が違っているので異なる色調で表示され腫瘍が浮かび上がって見え、より小さな病変でも見落とさずに発見することができます。
特にこれまで通常の内視鏡検査では発見が困難であった食道がんや咽頭、喉頭のがんの発見精度が大幅に向上しました。当院で導入している最新のNBIシステムでは、従来以上の明るさで観察が可能です。
通常光とNBIの比較
- 通常光
- NBIを使用
最新のNBIシステム
- 従来のNBI
- 当院のNBI
内視鏡検査の苦痛を軽減するため最近の内視鏡は細く軟らかいものに改良されており比較的楽に検査をうけることが可能になりました。しかしながら、これまで細系の内視鏡の欠点として「画質がよくない」「光量が少ない」などの問題がありました。
当クリニックでは、先端部外径約5.0mmという超極細でありながら、大幅に画質が向上した最新の経鼻用極細径スコープ(GIF-XP290N)を導入しています。これによりこれまでの経口用内視鏡と同等の観察性能でありながら、より身体に負担の少ない検査を行うことが可能です。
2009年の開院以来、現在では年間1300件を超える内視鏡検査実績があります。
細径のスコープによる内視鏡検査、大腸内視鏡検査時の炭酸ガスの使用など
患者様の検査の苦痛・負担を軽減できるようこれからも務めてまいります。
内視鏡検査のご案内